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頚椎症・頚椎ヘルニアの治療、克服のためのサイト

頚椎椎間板ヘルニアとは

 

 

椎間板ヘルニアは、骨と骨をつなぐ軟骨である椎間板の中の髄核という組織が、何らかの破壊力や、外からの力を受けることによって、飛び出ることを言います。もともと、ヘルニアという言葉は「飛び出る(突き出る)」という意味です。飛び出た部位である首の痛みだけでなく、飛び出た組織が神経を圧迫することによって、肩や腕のシビレ、痛み、腕に力が入らない、指先の細かい作業が出来ないなどといった症状で悩まされます。比較的若い年齢、たとえば 25 歳ぐらいから 50歳代の人に発症することが多い病気です。

 

 しかし、中高年でも頚椎椎間板ヘルニアと診断されるかたが多いのも事実です。この場合、頚椎症などの加齢による骨の変形をともなっているケースが多く、レントゲン、MRIなどの画像診断によって、神経圧迫の性質などをもとに椎間板ヘルニアと判断されます。実際のところ、45歳以降になると頚椎椎間板の中にある髄核というゼリー状の組織が減っていきます。

 

 主な原因としては、仕事や日常生活において、激しい動き、力仕事ばかりでなく、悪い姿勢で長時間作業することなどがあげられています。

 

 

 

 

 

 

 

頚椎椎間板ヘルニアの症状

 

頚椎ヘルニアの主な症状は、首 〜 肩、肩甲骨 〜 腕 〜 指にかけての激痛、放散痛、鈍痛、痺れ、感覚異常、筋力低下、時に麻痺といえます。さらには、手先の細かい動きができなくなる(巧緻運動障害)ことなどが挙げられます。また、苦痛がフィードバックすることにより「頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、吐き気」といった自律神経症状も併発されているかたも多いといえます。こういった、様々な症状が重なりますので、将来の希望がもてなくなり、不安とともに日常をおくっていらっしゃるかたも多いのが現実といえます。

 

 炎症期においては、激しい痛み、運動痛(動かすことができない)により、生活に支障をきたすことが多いといえます。症状がひどいため、仕事等がまったく出来なくなることもあります。
 慢性期においては、痛みそのものは炎症期と比べて軽くなりますが、長引く酷な症状により精神的苦痛も強いため、頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、吐き気などの自律神経系の症状や、抑うつ症状などの精神科系の症状をともなうこともあります。

 

 

 

 

 

頚椎椎間板ヘルニアの検査法

 

まずは、症状の具体的な状態や経過を詳しく聞く問診を行います。
そして、オーソペディック検査(理学検査)といって、頭を後ろに傾けたり、特殊な動きによって症状が憎悪するかなどを検査します。打鍵?という棒で腕の腱反射を調べたり、筋力が低下しているかも検査します。

 

そして、高度診断のために、X線検査(いわゆるレントゲン撮影)やMRI検査(電磁気共鳴画像撮影)により確定診断します。MRI検査のほうが具体的に内部を把握できるので最近ではメインの検査法となりました。

 

 

 

頚椎椎間板ヘルニアの一般的な治療法

 

 

まずは、保存療法といって、一定期間にわたり鎮痛剤や末梢神経改善薬の服用やリハビリテーション(牽引やマッサージ、電気療法など)、注射などによって症状の回復を目指しながら経過観察します。
そして、なかなか痛みが軽減されなかったり、痛みしびれ症状が激しい場合は、麻酔薬を注射する神経ブロック療法も適宜行われます。症状があまりにも強く日常生活が辛い場合に有効な治療法といえます。

 

さらに、整形外科よりはペインクリニック(外来の麻酔科)にてよく行われる治療法でとして、星状神経節ブロック療法や腕神経叢(わんしんけいそう)ブロック療法を併用することによって相乗効果を狙うことができます。
星状神経節ブロック療法は体を温めると楽になるタイプの症状に効果が期待できます。腕神経叢ブロック療法は腕の痛みしびれが強い場合に有効です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動療法

牽引で症状が緩和するタイプや、時間の経過とともに症状が明らかに軽減していくケースでは、保存療法で治癒する可能性が高いといえます。痛みやしびれの変化に配慮しながら、頸部〜肩甲骨周囲の筋力トレーニングやストレッチなどの運動療法を行っていくことにより経過観察していきます。

 

 

 

 

頚椎椎間板ヘルニアの手術

 

 

手術について検討をされているケースも多いと思われます。、手術について詳しく知っておくことはとても大切です。痛みシビレをはじめとした辛い症状を軽減・消失する観点と、その後の再発防止を心がけながら日常生活のクオリティー(QOL)を高めていく観点から、その現状をここでお伝えします。

 

 まず、手術が必要なケースとしては、ある程度の優先順位をつけながら挙げますと・・・・・

 

  @ヘルニアの突き出た方向や程度が悪く、脊髄を圧迫もしくは圧迫しかねない状況になっている場合  ・・・・緊急を要するケースが多いです。

 

  A痛みシビレをはじめとした症状の程度が悪く、仕事や生活において著しい不都合があり、かつ、保存療法では回復の見込みが立たない場合。

 

  B仕事上の理由などで、期日が決められた中でどうしても一定レベル以上の回復をしなければならない場合。

 

  Cお金と時間にある程度の余裕があり、レーザー手術などの自由診療の手術を受けることができる場合。

 

 

 

まず、いわゆる頚椎症(頚椎症性神経根症)で医師から手術を勧められることはほとんどないでしょう。なぜならば、頚椎症は骨のもろい高齢者に多いということと、リスクの割には改善率があまり高くないことがあげられます。よほど進行して、頸部脊柱管狭窄症という病気になってしまった場合は別ですが・・。 手術をよく勧められるのは頚椎椎間板ヘルニアのほうが圧倒的に多いです。

 

 

 

  緊急で手術を勧められるのは、まさに中枢神経の脊髄が圧迫されている場合といえます。

 

【中心性椎間板ヘルニアの場合】
特に、飛び出たものが中心性ヘルニアといって「脊髄」を圧迫し、排尿、排便がコントロールできない状態になっている方、指先の細かい動きが出来ない、全く腕に力が入らないなどの場合は手術を考えたほうがいいと思われます。脊髄というのは背骨の中心の脊柱管という空間に存在します。「脳」とおなじ中枢神経=司令塔でもあり、その作用はとても重要です。もしも、この脊髄が圧迫されている場合は放っておくと下半身のマヒなど重篤な事態を引き起こしかねませんので、医師とよく相談して手術を受けることをお勧めします。その際、手術をする場合にも、セカンドオピニオンは重要になりますので、1人の医師の意見で決めるのではなく、他の医師の話を聞くなど、納得のいくまで医師と相談すべきです。

 

ただ、ほとんどの頚椎椎間板ヘルニアは「脊髄」を圧迫することは少なく、左右どちらかの末梢神経の神経の根元(神経根)を圧迫している状態といえます。この場合、痛みシビレのレベルはさまざまですが、あくまで首〜肩甲骨〜「片方の腕と手に症状が集中」します。医師の判断は、一般的にはまずは保存療法(手術しないで、薬の服用や、麻酔注射による神経ブロック、牽引、マッサージ、電気療法など)で一定期間様子をみて、それでも症状が少しも良くならなかったり逆に悪化してきた場合に手術を勧めることが多いといえます。整形外科よりもさらに背骨の治療に特化した脊椎外科という分野がありますが、そこの医師はもっと早い段階で強く手術を勧める傾向があります。
もちろん、脊椎外科の医師の技術力は、ものすごいものがありますが・・・
ここで、頚椎椎間板ヘルニアの「一般的な手術」について知っておくべきことがあります。
それは、まず、とても「難易度の高い手術」だということです。首は細いのにもかかわらず、重要な組織が密集しています。あまり考えたくありませんが、万が一、失敗する可能性の高い手術ともいえます。また、手術は成功でも症状の改善がかならずしも良好とはいえないことが多いのも事実です。さらに、ヘルニアの再発もしくは他の部位に新たにヘルニアができ手術を繰り返すかたもかなりいらっしゃることも事実です。神経の癒着する確率が高いことも問題点としてあげられます。
これには隠れた原因があるともいえます。それは、手術後に十分な安静期間を確保し、さらにはリハビリをじっくりと確実に行なう必要があるということです。ちなみに、一般的な手術だと 3 週間〜 6 週間の入院と安静を必要とします。そのうえで、確実なリハビリを経ながら少しずつ仕事に復帰していく必要があります。

 

 

仕事や家事労働、学校などなるべく早急に復帰する必要のあるかたかと思われます。そうすると、どうしても、手術後の安静期間が短くなりがちで、最悪の場合、十分な期間を経ないで仕事に復帰せざるをえないことも多いでしょう。病院の事情で入院期間を短めに設定している場合もあると思います。結果的に組織が完全に回復するのを待たずに不良姿勢を強いられたり、頚椎に破壊力を与える生活をせねばならず、症状改善が不完全に終わってしまう可能性が高まってしまうという矛盾が生じてしまいがちだといえます。
また、もともとあった「痛みシビレ症状」における椎間板ヘルニア部位の関与が少なかった場合は、そもそも手術の効果は低く、改善が期待できないどころか、切られ損にもなりかねません。この点は、後述の偽性神経根圧迫症状のところで説明します。偽性神経根圧迫症状について確認できれば椎間板ヘルニアの手術は無意味だと、ご理解いただけると思います。
その一方で、画期的な手術としてPLDDという最新の内視鏡を使った、レーザーでヘルニアを焼ききる日帰り可能(普通は一泊二日)な方法もあります。もともと、腰椎椎間板ヘルニアではよく知られた方法で、最近ではこれを頚椎に応用する医師も少しずつ増えてきました。 ただし、現段階では頚椎を扱える医師は、全国的にも圧倒的少数です。事故率は圧倒的に低く、改善率は高い。さらに手術後の癒着がほとんどないという点ではいいことだらけですが、残念ながら、健康保険が使えません。
今後使えるようになるという情報も今のところありません。1ヵ所の処置につきおよそ 50 万円〜と考えてください。(2011 年 12 月現在)また、期間をおいて2回以上のPLDDが必要になるケースも多いようです。2回目以降は割引が適応されことが多いとは言え、この治療費は現状であまりにも高額なので、よく考える必要があるでしょう。